


三冠 和井田 雄町 生酛純米 720ml
伝統的な生酛造りの手法で醸造された、雄町米使用の特別な純米酒です。生酛造りは江戸時代から続く伝統的な酒造技法で、自然の乳酸菌を活用して酒母を育てる製法です。この手間暇かけた製法により、通常の純米酒とは一線を画す複雑で深い味わいが生まれます。雄町米の持つ力強い個性と生酛造りの重厚感が見事に調和し、野性味溢れる骨太な味わいに仕上がっています。
香りは穏やかながらも奥深く、口に含むと雄町米の濃厚な旨味と生酛由来の複雑な酸味が絶妙にバランスを取った、重層的な味わいが楽しめます。アルコール感もしっかりとしており、飲みごたえのある仕上がりです。冷酒よりも常温やぬる燗で飲むことで、生酛造りと雄町米の真価がより一層発揮されます。味の濃い料理や郷土料理との相性が抜群で、特に冬場の鍋料理や煮込み料理と合わせると絶品です。伝統製法による手造りの温もりを感じられる、通好みの特別な純米酒です。
<スタッフのおすすめポイント>
生酛造りという昔ながらの製法でお酒づくりを行っており
後口はすっきりながらもしっかりとしたお米の旨みが特徴です。
- 刺身・寿司・カルパッチョ
- 塩焼き・煮込み・ホイル
- カニ・ロブスター
- ドライ / リッチ
- 冷酒向け / 冷やして楽しむ
- 温燗向け / 熱燗向け
- 岡山特産酒造好適米『雄町』100%
特定名称, 純米
内容量, 720ml
アルコール分, 16.5%
精米歩合(麹米), 70.0%
精米歩合(掛米), 70.0%
日本酒度, 9.0
酸度, 2.1
アミノ酸度, 1.6
特記,
所在地: 倉敷市児島下の町2-9-22
1806年(文化3年)に創業した三冠酒造は、能登杜氏に次ぐ二番目の歴史を持つ備中杜氏の伝統的な手法を引き継ぎながら、酒造りに取り組んでいます。
酒米は岡山県発祥の2大米「雄町」「朝日」、仕込み水は地元の山裾に水源のある純水を使用して造られる「辛口」の芳醇な味わいの日本酒は、古くから当蔵にほど近い下津井港で水揚げされる魚介類との相性を第一に考えて醸造しています。
米と水、そして味に至るまで、地元地域にこだわり抜いた伝統の地酒造りに、これからも実直に向き合ってまいります。